ホルモンバランスと関係する脂漏性脱毛症
脱毛症の症状で特徴的なのは、目で見て分かるぐらい皮脂によって毛穴が塞がれているということです。脱毛の原因として挙げられる普通の皮脂の詰まりは、肉眼で見てもよく分かりません。
それが肉眼で見える脂漏性脱毛症の症状は、脱毛症の中でもかなり深刻なものと言っていいでしょう。この脱毛症が引き起こされるのは、主にホルモンバランスの崩れが原因として挙げられます。
ホルモンバランスというのは皮脂の分泌を司る自律神経に関わりがあり、バランスが崩れると自律神経が乱れてしまい皮脂の分泌量がうまくコントロール出来なくなります。
そのせいで皮脂の分泌が過剰になって、脂漏性脱毛症が起きてしまうのです。
ホルモンバランスが崩れる要因としては、ストレス、不規則な生活習慣、偏った食生活、運動不足などがあります。またホルモンの分泌が安定していない思春期にも発症することが多いので、年齢に関わらず気を付けなくてはいけません。ですので、脂漏性脱毛症になったら、育毛剤を使うよりも自分の生活を見直すことが改善への近道となるのです。