脂漏性脱毛症の原因と特徴は?
肌はどこの部分であっても皮脂が分泌され、これが汗と混じり合って皮脂膜となり皮膚を外部の刺激から守ります。
つまり、皮脂は必ず分泌されなくてはいけないものなのですが、分泌量が多くなりすぎると脂漏性脱毛症になることがあります。
脂漏性脱毛症とは、過剰に分泌した皮脂が毛穴を塞ぎ、そのため毛穴の内部や周辺に皮脂を餌とする最近が繁殖して起こる脱毛症の一つです。一般的な脱毛症も、よく皮脂が過剰分泌しているから、頭皮に皮脂が残っているからと言われるので、脂漏性脱毛症もよくあることと思ってしまう方が多いようです。
ですが、脂漏性脱毛症というのは脱毛症の中でも稀なものになります。脂漏性脱毛症になるぐらい皮脂が分泌されるということは、単に皮脂が過剰に分泌されているという状態ではありませんから、常に頭皮はべたべたになっていますし、シャンプーをしたあとでもすぐに皮脂が分泌されて洗い上がりでもべたつきます。