喫煙は薄毛に関係ある?
最近では、薄毛に悩む人が増えてきたこともあってか、インターネット上などでは薄毛に関する噂がまことしやかさに囁かれています。
そんな噂の1つが、タバコを吸う喫煙習慣があると、薄毛になりやすくなるといったものです。この噂の真偽としては、かなり確証が高いものだと言えます。
アメリカの有名な大学であるハーバード大学の研究によると、タバコを吸うことによって、男性ホルモンが増加するとの報告がなされており、抜け毛を促進するのではと結論づけられています。
これは男性型脱毛症の脱毛原因となるジヒドロテストステロンが増加することに由来しており、喫煙するのとしないのでは10〜30%はジヒドロテストステロンの量が異なってくるそうです。
この報告の他にも、およそ1200人のアメリカ人を対象として、喫煙する人としない人に分けて、男性ホルモンの量を調べたものがあり、喫煙するグループは、しないグループと比較するとテストステロンが9%、ジヒドロテストステロンは13%も高い数値を示していました。
これらのことから、喫煙習慣がある人は男性型脱毛症を発症しやすいと考えて良いかもしれません。